eVIOは、紫外線本来のウィルス抑制・除菌能力を保持したまま、人や動物の身体への影響を抑える先進技術によって、従来の紫外線波長では不可能だった有人環境下での使用を実現した、全く新しい紫外線ライトです。
【eVIOにできること】
有人環境下でも紫外線による空間・物体表面の除菌ができます。
■空間除菌
eVIOは空間除菌に優れた効果を発揮します。
特に有人環境下での運用においては、有害な波長だけを取り除いた紫外線を照射することで、人体に影響を与えずに空間を丸ごと除菌し、安全で清潔な状態に保つことが可能です。
■物体表面除菌
eVIOは物体表面の除菌にも効果的です。
特に無人環境下であれば連続した照射が可能であり、除菌効果も最大化することができます。
【eVIOの安全性】
有人環境下で使用できる安全性を確立しています。
(取扱説明書に記載の使用方法を遵守してご使用ください)
■222nm の紫外線
紫外線とは波長が10-400nmで可視光線よりも短い光線です。
紫外線は強い殺菌効果を持ちますが、222nmの波長は人体に影響を与えずに殺菌効果を保持するため、極めて有用な紫外線なのです。
■人体への影響が小さい
222nmの紫外線と従来の紫外線波長では、タンパク質や角質の吸収係数が異なります。
222nmの紫外線は皮膚や眼の内部まで透過しないため、人体への影響が小さいことがわかっています。
2021/5/12にIUVA(国際紫外線協会)より、紫外線222nm(Far UV-C)に関する見解が発表されました。
「222nm(Far UV-C)による人体(目や皮膚)への悪影響(皮膚ガンの検討を含む)を示す証拠はない」
「Far UV-Cによるウイルス性病原体の不活性化は、従来のUV-Cと比較してより効果的である」
上記は、下記公報の主要内容2件を抜粋。
詳細は下記をご参照ください。
IUVA公報:Far UV-C Radiation- Current State-of Knowledge
IUVAホームページ:https://www.iuva.org/
【eVIOアドバンストテクノロジー】
紫外線から有害な波長を取り除くには優れたコート技術が必要です。
eVIO は従来の製品では一般的だった外部フィルターを使用していません。
ライト単体で紫外線 222nm だけの波長を照射できる世界初の技術です。
■ライト一体型有害性紫外線遮断コート
eVIOは、ライト内部に有害紫外線遮断コートを持ち、UVライト単体で有害紫外を取り除いた222nmの波長だけを照射します。
ライト一体型のコートのため耐久性、メンテナンス性が従来製品よりも飛躍的に向上しています。
■高効率内部反射コート
eVIOは、ライト内部に特殊な技術による反射コートを施してあります。
これにより光線をライトの内部で反射させ、効率よく222nmの波長を取り出すことができます。
■センサーテクノロジー
222nmの紫外線の安全性は科学的に裏付けられていますが、
米国ACGIH(アメリカ合衆国産業衛生専門官会議)により許容限界値(TLV)が定められています。
そのため、eVIOは人感センサーにより有人環境下での照射限界を越えないように稼働をコントロールしています。
【各種試験結果】
eVIOの各種試験結果を掲載しています。
・eVIO比較実証検査結果
・各種菌への照射試験
・実大空間試験_バイオメディカルサイエンス(BMSA)報告書
・眼への安全性_熊本大学